犯罪者たちだけ。

　「犯罪者たちだけ」

　この言葉はボスニア内戦に触れる際に欠かしてはならないと思っています。ボスニア内戦を多くの人々が民族紛争、宗教対立という側面から見つめますが、ぼくはそう思いません。

　「民族」、「宗教」、「歴史」というものは、本来大切にされなければならないものだと思います。それを、今のウクライナもそうですが、自らの欲望だけに生きようとする「ならず者」、「犯罪者たち」が利用して、国を、人々を蹂躙したにすぎません。

　今日の朝日新聞夕刊には、その一端が垣間見えます。

　「戦闘に使える武器を持っていたのは、警察の特殊部隊と犯罪者たちだけだった」

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