第１回　「文房具屋さん、穴場です(笑)」

 

　ボスニア土産として筆頭に上がるのが、ボスニアコーヒーセットをはじめとした銀、銅製品、ラキヤ（果物の蒸留酒）、毛糸のスリッパ、質のよいハチミツ、そんなところでしょうか。

 

　（ほぼ）毎年の日本帰省の際に頭を悩ますのがお土産選びなわけですが、お土産選びの穴場といえるのが、文房具屋さんかもしれません。
　先日サラエボの大通りにある文房具屋のショーウィンドで見かけたのは、可愛らしいデザインの木のコースターのセット、サラエボの名所や84年冬季オリンピックのマスコット・ヴチュコをあしらったメモ帳や手帳などなど。
　値段などから考えて明らかに外国人観光客向けと思われるのに、中の表記が現地語のみというのがちょっと残念ですが、デジタル全盛のご時世、あえてサラエボ土産の手帳に旅の思い出をしたためるというのもよいと思われます。

 

　また、文房具屋さんで取り扱ってる商品ではないですが、乙女心をくすぐるなら、ラブリーな細工が施されたハンドミラー（厳密にはボスニア土産ではないかもしれないのですが……）、博物館のお土産コーナーで販売している缶バッチもお薦めです。